50グラムはどれくらいの量か
50グラムの食品とは
50グラムは、食品の量を把握する際に役立つ基準です。日常的な食材の目安を知ることで、料理の分量調整やカロリー管理にも活用できます。
以下の食品は50グラムに相当します(あくまで目安です)。
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ご飯:約1/4杯(お茶碗一杯の約4分の1)
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食パン:約1/2枚(6枚切りの場合)
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りんご:約1/4個(中サイズのもの)
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鶏むね肉:約1/5枚(皮なし)
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チーズ:約2枚(スライスチーズ)
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バナナ:約1/2本(中サイズ)
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ゆで卵:約1個
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じゃがいも:約1/2個(中サイズ)
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豆腐:約1/6丁(木綿豆腐の場合)
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ヨーグルト:約1/4カップ(※密度の関係で「1/2カップ=50g」にはなりません)
※品種やサイズで差が出ます。「だいたいこのくらい」とつかむ目的でどうぞ。
50グラムを計る方法
スプーンやカップを使う
計量スプーンやカップを使うと比較的正確に測れます。ただし重さ(g)は食材の“密度”で変わる点に注意しましょう。
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大さじ・小さじの基本
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大さじ1=体積15ml
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小さじ1=体積5ml
重さは食材により異なります(例:砂糖は大さじ約9g/小麦粉は大さじ約8g/はちみつは大さじ約21g)。
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50グラムの目安(“すり切り”)
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砂糖:大さじ約6弱(9g×5=45g、+小さじ1=約5g)
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小麦粉:大さじ約6(8g×6=48g、+小さじ少々で微調整)
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はちみつ:大さじ約2と小さじ1(21g×2+5g≒47g、粘度で前後)
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元記事の「大さじ=約15g」は水のような液体の話に近く、粉や油・シロップでは変わります。ここでクイック表として補強しました。
手のひらで測る(目分量)
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肉類:手のひらに収まる小さめの切り身(約50g)
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野菜:握りこぶしの半分程度(キャベツ、レタスなど)
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パン:指先から手のひらの中央までのサイズ(食パン半枚程度)
日用品と比較する
次の「身近なもの」は、再現性が高いものに絞りました。
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1円玉50枚=50g(1円=1g)
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単3電池2本=約46~50g(1本23g前後・メーカー差あり)
↳ ぴったり50gにしたい時は1円玉を数枚足して微調整。 -
A4コピー用紙10枚+長3封筒1枚 ≒ 約50g
(A4は1枚約4–5g、長3封筒は約4.7–5g) -
CD(ディスク+スリムケース)1枚 ≒ 約50g
(ディスク単体は約15–16g)
50グラムの重さの目安(食品)
50グラムの調味料(“すり切り”目安)
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砂糖:約大さじ6弱(合計で50g前後)
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塩:粒度差が大きいので大さじ3弱~3強(種類で±10gほど)
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小麦粉:約大さじ6(48g+小さじで微調整)
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醤油:約大さじ3強(水に近い比重)
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油:約大さじ3強(油は水より軽い:50ml≒46g)
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はちみつ:大さじ2+小さじ1
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味噌:大さじ約3弱(水分量で前後)
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バター:10g×5個
※調味料は温度・粒度・詰まり具合で変動します。正確に知りたい時はキッチンスケールが安心です。
50グラムの野菜や果物
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じゃがいも:約1/2個(中)
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にんじん:約1/3本
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みかん:約1/2個(小)
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バナナ:約1/2本(中)
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トマト:約1個(小)
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きゅうり:約1/3本
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りんご:約1/4個
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ほうれん草:約1/2束(葉の部分)
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ぶどう:約15粒(中)
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キャベツ:約1/10個
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ピーマン:約2個
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ブロッコリー:約1/4株
※サイズ表記は「中」「小」で大きく変わります。“だいたいの感覚”作りが目的なら十分使えます。
食品の50グラムのリスト
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お米:約1/3合(炊飯前)
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魚(刺身):約5切れ
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乾燥パスタ:約1/2人前(50g → ゆでると約120g)
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バター:10g×5個
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チョコレート:10g×5個(板チョコのブロック数で調整)
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ナッツ類:約1/2カップ(密度で前後)
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ヨーグルト:約1/4カップ(※密度注意)
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チーズ:スライス2枚
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豆腐:約1/6丁(木綿)
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鶏むね肉:約1/5枚(皮なし)
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ハム:約2枚
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ソーセージ:約2本
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食パン:約1/2枚(6枚切り)
郵便物としての50グラム
定形郵便物のサイズと重さ
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サイズ:最大 23.5cm × 12cm、厚さ 1cm以内
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重さ:50gまでが定形(1gでも超えると定形外に)
A4コピー用紙約10枚+長3封筒でだいたい50g。クリアファイルを入れると一気に重くなるので注意(A4クリアホルダーは約20–26g/枚)。
よく使う用紙・封筒の重さ目安(実務向け)
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A4コピー用紙:1枚 約4–5g(紙の坪量で変動)
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長3封筒:約4.7–5g/角2封筒:約16–18g
組み合わせ例:A4×10枚(約45–50g)+長3封筒(約5g)=約50g。
郵便料金の最新早見(2025年時点)
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定形郵便(50gまで):110円
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定形外・規格内(50g以内):140円
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定形外・規格外(50g以内):260円
2024年10月改定反映。最新の料金は日本郵便の公式でご確認ください(「料金を計算する」シミュレーターが便利です)。
50グラム以内に収めるコツ(実務の工夫)
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封筒は軽量タイプを選ぶ(厚手・透け防止タイプはやや重め)
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クリアファイルの使用は最小限(1枚20–26gで一気に超過しやすい)
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紙の枚数を調整(A4×10枚がボーダー。迷うときは1枚減らす)
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封入物は“薄く・軽く”統一(名刺・写真の枚数を絞る)
50グラムの計量方法
計量スプーンの具体値
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大さじ1:体積15ml
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片栗粉 約9g/味噌 約18g/はちみつ 約21g など
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小さじ1:体積5ml
大さじ3+小さじ1=“体積”20ml。重さは食材で異なるため、上のクイック表で調整してください。
計量カップの活用
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水50ml=約50g
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牛乳50ml=約51g(比重1.02前後)
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小麦粉50g=約大さじ6/砂糖50g=約大さじ6弱
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片栗粉50g=約大さじ5強~6
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油50ml=約46g(比重0.92前後)
50グラムの計算式(おさらい)
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水・牛乳:1ml ≒ 1g
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油:1ml ≒ 0.92g(50ml→約46g)
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砂糖:1ml ≒ 0.85g
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小麦粉:1ml ≒ 0.57g
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片栗粉:1ml ≒ 0.8g
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はちみつ:1ml ≒ 1.4g
「ml(体積)×比重=g(重さ)」で概算できます。迷ったらスケールで最終確認を。
参考:軽量発送で“50g問題”を回避する選択肢
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ゆうパケット:厚さ3cm以内・1kgまで
厚さ1cm=250円/2cm=310円/3cm=360円(ポスト投函・追跡可) -
クリックポスト:全国一律185円・厚さ3cm以内・1kgまで(ラベル印字・ポスト投函・追跡可)※信書不可。
書類が50gを少し超える場合は、“厚さ基準”のサービスに切り替えるとコスト・手間のバランスが良い場面があります。
付録:家で「ぴったり50g」を作るレシピ(保存版)
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1円玉50枚=50g(最速・高精度)
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単3電池2本(約46~50g)+1円玉で微調整
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A4×10枚+長3封筒1枚 ≒ 約50g(郵送前のセルフチェックに)
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CD+スリムケース1枚 ≒ 約50g(ディスク単体は約15–16g)